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【抗炎症】グリチルリチン酸2K(甘草)徹底解説【デリケートゾーン黒ずみ対策】

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【お肌の炎症】グリチルリチン酸2K(甘草)徹底解説

こんにちは、管理人です。今日も黒ずみケアしてますか?

化粧品やクリームに配合されているので目にする機会も多いと思います。今回はグリチルリチン酸の由来から、スキンケア製品として期待出来る効果、副作用等を解説したいと思います。

美白成分「トラネキサム酸」と並び称される、グリチルリチン酸ですが果たしてどのような実力を秘めた成分なのか?徹底分析です。

グリチルリチン酸の基礎を抑えよう

グリチルリチン酸は、甘草の根から抽出した成分です。甘草とはマメ科カンゾウ属の多年草で、古くから使われてきた生薬で、生薬製剤や漢方製剤の多くの処方に配合されています。

甘草は砂糖の数十倍の甘みがあり、グリチルリチン・ブドウ糖・ショ糖などが含まれ、日本では醤油や菓子等の食品に配合されています。

漢方の場合は乾燥させた根っこを用いており、エキスには以下のような効能があるとされています。

漢方における甘草の効能一覧
抗炎症 炎症を抑える作用
抗潰瘍 胃粘膜を保護、消化器官の潰瘍を改善
鎮痛 体の痛みをしずめる作用
鎮痙 体の痙攣をしずめる作用(こむら返りなど)
鎮咳 咳を鎮める作用
去痰 痰を除去する作用

甘草の生育地域としてはおおきく以下の2つに分類できるようですが、日本ではアジア圏や豪州からのウラル甘草の輸入品が多くを占めているようです。

  • マメ科ウラルカンゾウ 中国東北部から西北部の乾燥地に分布
  • スペインカンゾウ   中国の新彊から中央アジアの乾燥地に分布

グリチルリチン酸の効能に注目した風邪薬である全薬工業の「リコリス」ですが、リコリスは甘草の別名だったりします。黄色いパッケージでとっても甘いのが特徴で、ドラックストア等で目にしたことはあると思います。

グリチルリチン酸は漢方由来の成分
グリチルリチン酸は漢方の成分って事だね、リコリスは甘いんだよね~
甘草って漢方に詳しくないと雑草にみえる
甘草って漢方に詳しくないとその辺の雑草にみえちゃうね

グリチルリチン酸が漢方の甘草由来の成分であることは理解できましたが、肝心のスキンケア製品として期待できる効果はどのようなものなのでしょうか?次のセクションで詳しく見ていきましょう。

スキンケア製品としてのグリチルリチン酸2Kの効能

化粧品等のスキンケア製品に配合される場合は「グリチルリチン酸ジカリウム(2K)」という表記になります。甘草の根から抽出したグリチルリチン酸にカリウム塩を付与して一手間加えて、水溶性を高めたものがジカリウム(2K)となります。

グリチルリチン酸の効果は様々語られるところですが、ここでは主要な2つの作用についてみていきたいと思います。

炎症を伝えるホスホリパーゼA2の阻害作用

グリチルリチン酸はホスホリパーゼA2の活性を阻害し、炎症反応に重要な役割を担う物質の産生を抑制することで炎症を抑える効果があるとされています。

アラキドン酸カスケードは、口で説明すると難しい
は?全然意味わかりませ~ん!

はい、何のことだかさっぱりですよね(笑)。というわけで、ものすごくざっくりとした図ですが記載しておきます。

炎症を伝えるホスホリパーゼA2の阻害作用

  1. 皮膚を掻いたりするとそれが刺激となり、ホスポリパーゼA2が活性化することで細胞膜から「アラキドン酸」という脂肪酸が遊離します。
  2. 遊離したアラキドン酸は、図の左右のルートでロイコトリエン(LT)類とプロスタグランジン(PG)類との産生を促します。
  3. 左ルートのリポキシゲナーゼによりロイコトリエン群(HETE、HPETE)が産生されれますが、赤みや腫れの原因となっています。
  4. 右ルートのシクロオキシゲナーゼにより産生される、プロスタグランジン(PG)は、炎症反応を起こす物質です。

図の通り一連の流れが滝のようなので、アラキドン酸カスケード(滝)と呼ばれています。グリチルリチン酸は、スタート地点のホスポリパーゼA2の活性を抑える事で、アラキドン酸カスケードのルートに入っていかないように抑えてくれるというわけです。

グリチルリチン酸はアラキドン酸カスケードをストップ
グリチルリチン酸が滝の流れを根本で止めるイメージだね

上記のような作用が期待できるグリチルリチン酸は、赤く腫れてしまったニキビの炎症を始めとしたお肌の炎症を抑える効果を期待して、スキンケア製品に配合されているわけです。

ホスポリパーゼA2に作用する成分で有名なのが、副腎皮質ステロイドです。「グリチルリチン酸=ステロイド=悪」という方程式が少なからず意見としてあるようですね。しかし、作用機序は似ているもののグリチルリチン酸は、厳密にはステロイドではありませんから過度に警戒する必要はないと考えます。

ヒアルロニダーゼ抑制による抗アレルギー作用

皆さんご存知ヒアルロン酸は我々の皮膚細胞などにも存在しており、関節の動きや皮膚の弾力やはり等に深く関係のある物質です。ヒアルロニダーゼは、このヒアルロン酸を分解することによって、お肌の細胞組織の再構築に一役かっていると考えられています。

ヒアルロニダーゼは簡単に言うとヒアルロン酸を分解する酵素です。美容外科ではヒアルロン酸を注入した事が原因で発生したトラブルを解消するため、ヒアルロニダーゼを注射することもあるそうです。

分解酵素であるヒアルロニダーゼですが、炎症時に活性化することでお肌の組織を破壊する他にアレルギー症状の原因であるヒスタミンの放出に密接に関わっていると言われています。

ヒスタミンは肥満細胞から放出されるのですが、ヒアルロニダーゼの働きを抑制することでヒスタミンの放出を抑える事が出来ると考えられているわけですね。

グリチルリチン酸2Kは、ヒアルロニダーゼの働きを抑制する効果が期待出来るので、結果的にアレルギー症状を抑える効果が期待できるというわけです。

国立国会図書館に実験結果の文献がありましたので引用しておきます。

グリチルリチンおよびグリチルレチン酸の肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用

国立国会図書館デジタルコレクション

このようにグリチルリチン酸には、アレルギーを抑える効果が期待できる面もあるという事です。しかしながら主たる目的は炎症を抑えるということなので、アレルギー症状を抑える事を目的とするならば、グリチルリチン酸をあてにせずアレルギー症状専用のお薬を検討した方が良いと考えます。

グリチルリチン酸2Kで美白出来るの?

グリチルリチン酸で強力な美白効果と記載されていることもありますが、管理人はグリチルリチン酸2K自体にシミを直接薄くする効果はあまり無いと考えます。

すごく痒くて掻いてしまった後、圧迫や擦れによって発生したお肌の炎症が、結果的にメラニン生成すると言うメカニズムが成り立ちますので、炎症を抑えることが結果的に美白につながると理解すると良いかもしれませんね。

肌荒れ・皮膚の炎症を抑える効果に期待した方が、グリチルリチン酸2Kも納得して頑張ってくれそうな気がします(笑)。

ただしスキンケア製品に「甘草」と記載されている場合は、生薬そのものを配合していると考えられますので、ちょっと話が変わってきます。

甘草=グリチルリチン酸2K
ん?おんなじことじゃないの?

甘草には、グリチルリチン以外にも、リクイチリン・リクイリチゲニン・イソリクイリチン・イソリクイリチゲニン・グラブリジンというフラボノイド系の物質が含まれています。

甘草に含まれるフラボノイド系の成分には、抗酸化作用によって活性酸素を除去する力が認められていますので、摂取することにより老化や生活習慣病を予防する効果が期待できます。

活性酸素は、紫外線・喫煙・飲酒・ストレスなどが原因で体内に発生し、細胞や血管等にダメージを与えるため老化の原因と言われていますので、アンチエイジングの視点で甘草を配合していると見るべきでしょう。

さらに「グラブリジン」というフラボノイド系の物質には、チロシナーゼの活性を阻害することで美白効果があることが知られています。

甘草=グリチルリチン酸2K

へえ、微妙な表現の違いで効能が変わってくるんだね~。甘草=グリチルリチン酸2Kって思っちゃうもんね。

グリチルリチン酸の副作用とは?

強い抗炎症作用を持ったグリチルリチン酸ですが、摂取量が1日40mgを超えた場合、偽アルドステロン症を発症する可能性があるとされています。偽性アルドステロン症(ぎせいアルドステロン)については、厚生労働省の文献が分かりやすいので引用しておきます。

血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増加していないにも関わらず、高血圧、むくみ、カリウム喪失などの症状があらわれる「偽アルドステロン症」は、医薬品によって引き起こされる場合があります。

厚生労働省|重篤副作用疾患別対応マニュアル

過剰に経口摂取した場合は、人によって上記の様な症状が出ることがあると言うことです。服用前には、血圧の高い人または高齢者、心臓または腎臓に障害のある人、むくみのある人が服用する場合は事前に注意が必要となります。

身近な所で言うとラッパのマークの正露丸で知られる、ご存知下痢止め最強ツールにもグリチルリチン酸は含まれていますが、製造元の大幸薬品さんによると一日の摂取量の上限以下のため副作用の心配はないそうです。

尚、化粧品などへのグリチルリチン酸の配合率は以下のように決まっています。

化粧品の場合のグリチルリチン酸2Kの100g中の最大配合量
1.粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すもの 100g中0.80gまで、つまり0.8%
2.粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流さないもの 100g中0.50gまで、つまり0.5%
3.粘膜に使用されることがある化粧品 100g中0.20gまで、つまり0.2%

都道府県向けに厚生労働省から発行された文書「化粧品に配合可能な医薬品の成分について」に、化粧品に配合可能な医薬品の成分及びその分量が記載されていますので引用しておきます。

承認化粧品成分として、課長通知による調査の結果、確認できた成分は別添のとおりであり、これらの成分については、別添に示す分量の範囲内において、化粧品の成分とすることができること。

都道府県への通知文書|化粧品に配合可能な医薬品の成分について

当サイトで取り上げているクリーム製品の多くは医薬部外品に相当しますので、以下の配合量が適用されます。

有効成分リストは、「薬用化粧品の種類」欄に示す薬用化粧品の種類毎に、有効成分の規格及び分量の前例を示すものであること。なお、分量は、特に定めるもののほか、質量百分率、体積百分率、質量対容量百分率又は容量対質量百分率を示すこと。

厚生労働省|いわゆる薬用化粧品中の有効成分リスト

医薬部外品の場合のグリチルリチン酸2Kの配合割合
シャンプー 0.1%
リンス 0.1%
化粧水 0.05-0.5%
クリーム・乳液など 0.05-0.2%

化粧品と同じく洗い流す系の製品では、配合可能な割合が多い事が見て取れますね。クリームであれば0.05%~0.2%の配合範囲と言うことになります。

例を挙げるとハーバルラビットには、グリチルリチン酸2Kが配合されています。仮にハーバルラビットがMAXの0.2%配合しているとすれば、以下の通りとなります。

35g/1本 × 0.002 = 0.070g = 70mg
グリチルリチン酸2Kの配合量が多い

1本丸々とは言え、計算上はちょっぴり配合量がおおそうに見えるなあ

経口摂取でかつ40mg全てが体に吸収される場合の話なので、ハーバルラビット1本を1日で全て塗った所で重篤な副作用は出ないと考えます。

クリーム1本を飲んでみる

じゃあ、クリーム1本を飲んでみたらどうだろう?

その場合何か別の意味で体調が悪くなりそうじゃん、胸焼けとかさ・・・。

クリーム1本を飲んでみる

(一体何の話で盛り上がってるんだこの人達は・・・)

まあ、お肌に塗っている分には問題無いと言えそうです。更に細かい化粧品の成分に関わる規制や基準については以下の文書が分かりやすい、と言うか読んでて面白いので引用しておきます。

化粧品の原料は、それに含有される不純物等も含め、感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物であってはならない。

厚生労働省|化粧品基準(厚生省告示第331号)

お・・・面白いかなコレ?さっぱりわかんないよ

総まとめ!グリチルリチン酸2Kを配合した黒ずみケア製品

グリチルリチン酸2Kは、優れた抗炎症作用を持ち肌への刺激が少ない成分として、医薬部外品の薬用スキンケア製品・シャンプーや育毛剤などの有効成分として一般的に利用されている成分となります。

グリチルリチン酸2Kを目玉として配合している製品をランナップしています。これらの製品は保湿や美白ケアの成分も多数配合していますので、ご自身の目的に合った成分かどうかを見極めて、ベストなチョイスをしてみてくださいね。

Wの有効成分配合 イビサクリーム

脱毛サロンがデリケートゾーンの黒ずみケアに焦点を当てて開発した、既におおくの実績のあるクリームです。

「グリチルリチン酸2K」の他にも、美白有効成分である「トラネキサム酸」をダブルで配合し、保湿・においのケアにも威力を発揮する成分をバランスよく配合しています。

サロンが顧客の意見を反映して開発した実績や信頼感も相まって、デリケートゾーンの黒ずみトータルケアとしての王道をひた走る人気の製品です。


保湿によるパーフェクトな防御 ハーバルラビット

ハーバルラビット

イビサクリームを強くライバル視しつつも、配合成分や黒ずみに対するアプローチの方法は異なっており、保湿による徹底した肌バリアの強化を押し出した製品です。

トリプルヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンを始めとした充実の保湿成分で肌の防御を固め、さらにプラセンタエキス・ビタミンC誘導体によって黒ずみをケアします。

保湿を目玉とする製品だけに、潤いを蓄えたとても緩めの使用感です。


徹底的な低刺激追求 アットベリー

アットベリーアットベリー

脇や二の腕の黒ずみケアに関して言えば、顧客満足度は90%を超える圧倒的な人気商品です。徹底的に刺激成分を排除した成分処方が、敏感肌の方におすすめです。

「美白」・「保湿」・「におい」の三大お悩みをしっかりケアする成分を高濃度でギュッと配合した大容量のクリームはコストパフォーマンスにも優れています。

脇の他にもデリケートゾーンや肘など、様々な部位に使用することが出来るオールインワンのクリームです。


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